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第02回 ファイルの圧縮を理解する

皆さんこんにちは、第2回はファイルの圧縮について解説しようと思います。

ファイルの圧縮と聞くとみなさんどのようなものを想像されますか?

普段パ ソコンをよく使う方であればZIP圧縮やLZH圧縮などを想像されるかもしれません。

このような圧縮とは別意味での圧縮をDTMでは使用しますので今回は この2つの圧縮についてお話します。

「パソコンのデータを圧縮」する圧縮について

冒頭でお話したように圧縮と聞くとまずこちらの圧縮を想像されるかたが大半だと思います。これは圧縮・解凍ソフトを使用してファイルを圧縮したり、元に戻したり(解凍)する操作をさします。

当サイトで配布している音源も圧縮した状態でダウンロードされますので、皆さんは解凍して使用していただく形式となっています。

なぜ圧縮する必要があるのか、圧縮のメリットは大きく分けると2つあります。

複数のファイルが入ったフォルダを圧縮することで1つのファイルにまとめることができるためメールなどに添付する場合に便利である点と、容量を軽くすることができる点です。

しかも解凍すると元の状態にもどるので布団圧縮袋みたいなも のです。

「音楽データを圧縮」する圧縮について

こちらの圧縮はパソコンのデータを圧縮するものとは性質がことなります。

CDの音源が44.1KHzというサンプリングレートというお話を前回しましたがこのデータをパソコンに保存すると1分間で約10MBもの容量になります。

いきなりですが問題です、 3GBのiPod nanoに3分の曲をそのまま入れると何曲保存することが出来るでしょうか?

容量の計算はDTM作業でも必要になるので嫌がらずに覚えてくださいね。
1GBは約1,000MB(厳密には1,024MB)です。3GBなので約3,000MBになります。

次に3分の曲は約30MBなので答えは約100曲となります。

しかし実際はその10倍くらいの曲がiPodには入ります。
このようなことがなぜできるのか、それは音源データを圧縮しているからです。

この圧縮作業はパソコンのデータ圧縮のように解凍はできません。しかし劇的に容量を軽くすることができ、対応したプレイヤーを使用することで圧縮したファイルをそのまま使用することができます。

有名な圧縮形式にMP3やWMAなどがあります。これらがどのような仕組みで容量を軽くしているのか簡単に解説いたします。

CDの音源は人間が聞き取りにくい超高音や超低音の情報も含んでいます。

このような聞こえにくい部分のデータをカットしよく聞き取れる部分を残すことで容量を軽減する仕組みをとっています。

細かな仕様は各圧縮形式によって異なるのですが基本はこういう仕組みです。

一般的に音質をある程度保持した128Kbpsというビットレートに設定して圧縮すると約10分の1くらいに圧縮することができます。※高音部分の音などが若干変化します。

このような圧縮を利用することでポータルプレイヤーで何千という曲を持ち歩くことが可能となったわけです。

圧縮のお話は以上といたします。次回はビットレートに関して解説いたします。

>>> 第03回 ビットレートを理解する