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フレットのメンテナンス

2016.04.18

2018.09.11

フレットのメンテナンスのアイキャッチ画像

弦交換のタイミングで行うことをお勧めしているメンテナンスはネック調整、オクターブ調整、弦高調整といった「調整系」とピックアップやブリッジなど弦があることでアプローチしにくい箇所の「清掃系」の大きく2つに分けられます。

今回は清掃の中でもひと手間必要なフレットのメンテナンスに関して案内いたします。

弦と同様にフレットも長期間メンテを行わないと錆や汚れで音にも悪影響を与え、またフレットの寿命にも大きく影響するためフレットが汚れてきたと感じるタイミングで定期的に行うことをお勧めいたします。

フレット清掃の必需品3点

研磨剤

楽器屋さんではFERNANDESのSCRATCH MENDER 946が研磨剤として一般的に販売されていますが、ホームセンターなどで入手できるピカールでも問題なく清掃できます。

画像をクリックするとAmazonで商品をご確認いただけます。

ウエス

研磨剤でフレットを磨くと真っ黒になるため、私は百円均一で適当なものを大量に購入し、使い捨て感覚で使用しています。

マスキングテープ

これも百円均一で揃えることができます。マスキングをしないで研磨剤を使用すると真っ黒になった研磨剤が指板についてしまいメイプル指板の場合かなり厄介なことになってしまいます。 そのためマスキングは丁寧に行う必要があります。はじめて行う時は時間がかかりましたが、慣れてしまえばすぐなので、必ず行ってください。

フレット清掃の仕方

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まずは古い弦を取り外して軽く指板を乾拭きし、マスキングしてください。 後は研磨剤を少量ウエスにつけてはこする、といった愛がないとできない作業を繰り返すべしです。

メンテナンス動画~磨き編~

まとめ

フレッド清掃は億劫な作業ですが、ピカピカのフレットに新しい弦を張って演奏した時の達成感はなかなかのものです。大切な楽器を長く愛用するためにぜひチャレンジしてみてください。

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この記事の筆者

オカモト

オカモト

2004年にWeb業界に足を踏み入れるまではインディーズバンドでベースを担当。現在は社内や取引先とバンドを結成し細々と活動中。テクニカルな演奏はできません!!画像は若かりしバンドマン時代のものです。 Twitter:@01SoundEarth

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